夏休みの自由研究でおすすめな「歴史」のテーマ5選

コラム

こんにちは。菊千代です。突然ですが、最近の小学生や中学生は、夏休みの宿題が非常に多いようですね。

ドリルや作文…私もやっていました、終業式の一週間前に。

数ある宿題の中でも面倒臭いのが自由研究!自由学習と呼ぶ学校もあるようですね。

私の時代には無かったのですが、最近では自由研究で活用できる工作キットや実験キットも面白いものが多数販売されています。

しかし、夏休みの自由研究では私は歴史の自由研究をおすすめします。

その理由とおすすめするテーマを今回はご紹介していきます。

なぜ歴史の自由研究がおすすめなのか?

様々な面白い工作キットや実験キットが出回っている昨今で、敢えて歴史の研究を推す理由は2つあります。

①費用がかからない

歴史の自由研究は基本的に費用がかかりません。(※博物館への入館料、フィールドワークの移動費除く)

歴史の自由研究で活用するのは、主に図書館です。博物館も良いですが、題材によっては図書館で関連書籍を借りてしまえばなんとかなります。

お金がかかるとしたら、資料や写真の印刷代くらいです。自宅にプリンターがあれば、印刷代を節約することが可能です。

②短時間で済ませることができる

身近にある図書館などを利用することで、遠出をしなくてもまとめることが出来ますので、短期間のうちに自由研究を終わらせることができます。

勿論これは選んだ題材にもよりますが、2日間くらい集中して取り組めば終わります。

塾などの習い事や、部活動で忙しい子にとって時間が非常に大事なものです。

「自由研究は取るに足らない宿題」というわけではありませんが、短期間に集中して取り組むというのは、今後の人生においても無駄な経験にはなりません。


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どんなテーマがおすすめか?

歴史の自由研究…と言っても何をテーマにすればいいの?と迷いますね。一般的な歴史研究ならどんなテーマを扱っても良いですが、小学生や中学生の自由研究となるとテーマ選定が重要になってきます。

地元の歴史や建造物について調べる

自分の住んでいる身近な地域の歴史や歴史的建造物について調べるというのは、非常に面白い自由研究になります。

日本全国津々浦々、どんなところにも歴史は付き物です。

  • 昔ここは合戦場だった
  • ここは宿場町だった
  • 市内に古代の遺跡がある
  • 重要文化財になっている寺や神社がある
  • 古くから伝わるお祭りがある
  • 地元に有名な戦国武将がいる

掘り出せば山ほど出て来るでしょう。そういったものを見つけてみるのも良いテーマになります。

生活に密着した歴史を調べる

私たちは日々なんとなく生活していますが、その生活の中にあるものの歴史に焦点を当てるというのも良いテーマになります。

どんなことかと言うと、

  • 食べ物
  • お金
  • 紙(本)
  • 衣服(靴)

等々…。こういった歴史の教科書には出てこないような風俗史について調べるというのも、立派な自由研究になります。

しかし気をつけなければならないのが、食べ物の歴史を調べるなら、何の食べ物について調べるのかちゃんと決める必要があります。

「米」なのか「お菓子」なのか…という感じですね。「食べ物」というだけだと範囲が広くなりすぎてしまいますので、そこから踏み込む必要があります。

好きな歴史上の人物について調べる

歴史にある程度興味を持っているお子さんなら、好きな歴史上の人物について調べるのもおすすめです。今放送中の大河ドラマの登場人物について!とかも良いですね。

その人物の幼少期について、どんな功績を残したのか等々。人物によっては伝記も出版されていますので、そういったものを図書館で調べてまとめてみても良いでしょう。

しかし、ただまとめるだけでは自由研究として面白みに欠けてしまいます。さらに掘り下げて、その人物に関連する逸話や伝説についても触れてみましょう。

伊達政宗を例に挙げると、

  • 伊達政宗の「独眼竜」の異名はどこから来たのか?
  • ずんだ餅と伊達政宗の関わりとは?
  • 伊達政宗が患った「疱瘡」とは何か?

といった感じのものですね。雑学的な感じのものですが、一歩踏み込んだ内容になります。

お年寄りの子供のころの話を取材する

フィールドワークのようなものになるので、少々時間はかかりますが、自分の祖父母や近所のお年寄りから子供のころの話を聞いてそれをまとめるというのも、過去の生活を知るための立派な研究になります。

今のお年寄りが子供のころと言うと、戦後辺りになるでしょうか。中には戦争を体験している世代の人もいます。

この辺りの歴史は本で調べるより、実際に話を聞いた方がよりリアルな内容になります。本では調べられないようなことも詳しく教えてもらえたりします。

  • おじいちゃんおばあちゃんが子供のころ、ここはどんな場所だったのか
  • どんな遊びをしていたのか
  • どんな生活をしていたのか
  • その当時流行していたものは何だったのか

こういった話をまとめて、ひとつの自由研究としてまとめただけでもこの世に一つしか存在しない研究結果となります。

再現料理を作ってみる

どの時代にもそれぞれに食文化はあります。特に江戸時代なんかは食文化が非常に発達し、現代人から見ても美味しそうな料理がとても多いです。

時代によって色んな料理がありますので、そういった料理を再現し調理過程を記録するのも面白い自由研究に仕上がります。

例えば…

  • 縄文時代のどんぐりクッキー再現
  • 奈良時代の庶民の食事と貴族の食事
  • 鎌倉時代の武士の食事
  • 戦国時代の兵糧を再現
  • 江戸時代の町民の人気料理を再現

こんな感じでしょうか。中でもやりやすいのは江戸時代です。江戸時代の料理については、様々なレシピ本が出版されていますので、それらを参考にして実際に作ってみましょう。

戦国時代の兵糧についてはこちらの記事に詳しく書いてます↓↓

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好きなアニメ・漫画から繋げて考える

歴史に直接関係するわけではありませんが、好きなアニメ・漫画・ゲームから歴史まで話を掘り下げていく…というのも有りですね。

アニメや漫画の自由研究については、こちらに詳しく書いてます↓↓

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歴史の自由研究の注意点

自由研究で歴史について調べるにあたり、注意しなければならないものもあります。

①世界史は避ける

ローマ帝国や三国志、中世ヨーロッパ史など、世界史にも魅力的なテーマはたくさんあります。

しかし、自由研究で世界史を扱うのは少しハードルが上がります。

何故かというと、

  • 人物や国同士の関わりが複雑でわけが分からなくなる可能性がある
  • 宗教的な話が出て来て整理が難しい
  • テーマや図書館によっては置いてある本が少ない
  • テーマ選定をしっかりしないと広範囲になりやすい

という理由が挙げられます。三国志ひとつ取っても、時代的には短い時代ですが、全体をやろうとすると大変です。

世界史を選ぶなら「どこの国」の「いつの時代」の「何を」調べるのかをはっきりさせた方が良いでしょう。

例えば、「中国」「三国時代」「赤壁の戦い」について、といった感じですね。

難しくはありますが、絶対に出来ない!というわけではありませんので、世界史の自由研究にも興味がある方はこちらの記事を参考にしてみて下さい↓

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②インターネットだけで調べものをしない

今の時代はインターネットでなんでも調べられる時代ですが、便利だからといってすべてをインターネットで済ませないことです。

歴史学の場合、インターネット上の情報よりも本の方が情報量は非常に多く、内容も濃厚です。

出版されている本は、歴史学のエキスパートである先生方が執筆されていますので、中身が濃く、インターネット上では得られないようなネタもたくさん詰まっています。また、そういった書籍の参考図書を見て芋蔓式に本を探していくのも、調べものの一つの方法です。

Google先生を使う場合は、どんな本が出版されているのか調べたり、分からない用語の意味を調べたりなど、あくまでも補助的なものとして使った方が良いでしょう。

③挿絵や写真が多い本を参考資料にする

歴史の本は、分厚くて文字ばかりの難しい本が非常に多いです。歴史が好きな大人が読む分には読み応えがあって面白いのですが、そのような本は自由研究には不向きです。

参考にする本は、写真や挿絵が多く分かりやすい文章で書かれたものを選びましょう。

最近は大河ドラマや歴史ゲームなどの影響で、歴史系雑誌や手軽な歴史の本もとても多くなっています。ガッチガチの歴史本よりも、テーマによってはこういった本の方が自由研究ではとても役に立ちます。図書館に行ったら、まずはパラパラと中身を見て挿絵や写真の量などを確認してみましょう。

まとめ

歴史というと小難しくてよく分からない用語だらけ…というイメージがありますが、あまり難しく考えず「昔はどんな生活をしていたんだろう?」「この地域は昔はどんな場所だったんだろう?」という感じで、ゆる~く・かる~く取り掛かってみてください。

「なんでだろう?」と思って、それを調べることに意味があります。歴史の面白さはそこにあるのです。そうやって、「なぜ?」「どうして?」を一つずつ探っていきながら、歴史の面白さや身近な物や地域のことを感じて行ってもらえたらなと思っております。

ちなみに、私は小学校3年生から中学校3年生まで自由研究はずっと歴史についてでした。色んなものをテーマにしましたが、大失敗したのが『地元の隠れキリシタンについて』というテーマと『陰陽師について』でした。

大失敗だった理由は、『隠れキリシタン』はキリスト教そのものの知識が浅すぎた…。

『陰陽師について』は平安時代が理解できなくて詰んだ…。

今ちゃんと調べたら面白いテーマだと思うんですが、当時の愚かなる菊千代には背伸びしすぎたテーマでした…テーマ選びは大事。

 

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